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【メッセージ】49期卒業生保護者の皆様より

卒業生の保護者のみなさまからのメッセージを拝見させていただきました。メッセージを感謝いたします。サレジオ高専との出会いや学生たちがどのような5年間の学生生活を過ごし、どのように成長したのかなど、普段の教育活動では知ることのできない学生の姿を興味深いエピソードを通して知ることができました。文面に表れるお子様の成長に対しての保護者の方々の喜びはまさに私たち教職員の喜びでもあります。創立者ヨハネ・ボスコの伝えたサレジオの教育が今に至っても確実に実りをもたらしていることを実感できました。学生と教員の関わりを通して信頼関係がしっかりとできていることや学生たちがたがいに助け合い協力し合って学生生活を送っていることなど、いかにもサレジオらしい、本校の特徴(伝統)がしっかりと日々の学校生活に浸透していることを感じます。サレジオ教育がますます学生たちによい効果をもたらすように、学生たちとともにいる教育「アシステンツァ」をはじめ身につけた技術力を人のために役立てたいと思ってくれる「人間教育」の充実に、全教職と取り組んでいく決意をあらたにいたしました。卒業したあとも学生たちのますますの成長を祈念いたします。そして彼らが日本社会で活躍することを期待いたします。

2016年03月
サレジオ工業高等専門学校 校長 小島 知博

デザイン学科宮崎 倉太郎からのメッセージ

「親子共々、5年間を楽しませていただきました!」

息子と娘、二人がお世話になりました。引っ込み思案だった息子は部活に没頭し自分からあちこちと出かけるようになり、文科系だと思っていた娘はバレーボール部のマネージャーとして、二人とも5年間やり抜きました。

学生の意欲や発想を大切にしてくださる先生方に支えられ、専門であるデザインの面での目覚しい成長ぶりと合わせ、5年間じっくりと自分自身を「創り出す」時間と出会いに恵まれ、社会人として不可欠な「人間力」を育てていただきました。

父親の私も、吹奏楽部の合宿にお手伝いと称して毎年押しかけ、たくさんの方々と知り合うことができました。恩返しのつもりで学級委員をさせていただいたことがきっかけで、会長を含め長く父母会活動にも関わらせていただき、素晴らしい仲間と出会うこともできました。この間、校長先生はじめ先生方、事務室、警備、食堂など関係の皆さんには大変お世話になりました。

親子共々充実させていただき、ありがとうございました。

電気工学科宮山 由起江からのメッセージ

「卒業までの道のり」

息子がサレジオ入学を決めたのは長男のサレジオ高専体験入学の時でした。付添で来た小学6年の息子に「一緒に体験していきなさい」と指導してくださった先生と先輩の姿を今でも覚えています。息子は「僕はこの学校に入る」と宣言し中学3年間、進学先はサレジオ高専と一貫していました。学力は心もとなかったのですが、ギリギリで入学しました。

1~3年はすべて三者面談で成績表を頂き、4年の時には優しい友達が[宮山を一緒に進級する会]を作ってくださり、テスト前など合宿をして勉強を教わり1年間を乗り越えました。4~5年では3者面談も無くなり、就職も内定を頂きました。

15~20歳という多感な時期に実験・研究・学校行事など同じ方向を向いて助け合い、多くの貴重な経験を共有しながら成長して強い絆が作れたと思います。私もサレジオ生活を楽しみました。本当にサレジオでこの時間を過ごす事ができて良かったです。

先生、お友達、父母の皆様ありがとうございました。この絆をこれからも続けていきたいです。

機械電子工学科森川 江美からのメッセージ

「サレジオとの出会いに感謝」

学校説明会に参加した息子は私の顔を見てピース。この時、彼はサレジオ高専に決めたのだと思います。大切な思春期の5年を穏やかで伸び伸びした環境下で大人を疑う事無く、人と人との絆を多種多様な経験から築かせて頂きました。これは、人生にとって最も大切な事だと思います。

3年生の時、突然デザイン科への転科を希望してみたり、進路に至っては、多くの選択肢に悩み、先生方、先輩方からの御助言を参考に、今は希望する仕事ができる会社への入社を心待ちにしております。ガッチガッチで四角四面の性格にホックリと、人の話に耳を傾ける事が出来るようになり得たのはサレジオの校風のおかげです。そして学生のみならず、私共保護者にも素晴らしい絆を作って下さいました。

先生方をはじめ事務の方、サレジオに関わる全ての方にお礼を申し上げます。少しの不安はありますが、社会人として踏み出すに等しい人に育てて下さり、本当にありがとうございました。

心から感謝しております。

情報工学科鈴木 園貢からのメッセージ

「高専プロコンと出会って成長に感謝」

情報工学の勉強がしたいと言っていた息子。都立高校、工業高校、私立の工業高校、国立高専、そしてサレジオ高専などを見学にでかけていました。体験授業にも何回も通いました。結局、息子は「サレジオ高専に行かせてください。」と頭を下げました。成績が少し足りなかったので、親としては不安がありましたが、無事に合格できて家族で喜んだことを覚えています。

2年生から全国の高専が集まるプログラムコンテストを目指すプロジェクトに参加することになりました。普段の勉強に加えて、コンテストに向けた勉強をするのはとても大変そうでしたが、充実していたようでした。夜8時頃まで学校で勉強することも多く、毎週提出のレポート、試験前になるとテストに向けた勉強などで寝不足が続くこともありました。高専プログラムコンテストは毎年10月に開催され、2年生の時は熊本、3年生は北海道、4年生は岩手、5年生は長野と全国各地に遠征し、準備は大変そうでしたが、表彰された年もあり、一回り大きくなって帰ってきました。仲間たちと共通の目標に向けた取り組みは、今後の社会生活での大きな経験となったと思います。

卒業までの5年間は長いようであっという間でした。無事に就職の内定もいただき、卒業することができました。お世話になった先生方や職員の皆さんに感謝いたします。

ありがとうございました。

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