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【報告】第7回溶接コンクール 出場

機械電子工学科の学生が「第7回関東甲信越高校生溶接コンクール」に出場しました

2016年4月23日(土)に神鋼溶接サービス株式会社 研修センターで開催された「第7回関東甲信越高校生溶接コンクール」に機械電子工学科3年生の鹿毛 涼太藤森 拓哉が首都圏溶接協会東京の代表として出場しました。彼らは、機械電子工学科 学科プロジェクト資格講座 「アーク溶接特別教育」を受講して参加しました。学校における練習だけではなく、一般社団法人首都圏溶接協会東京のご支援を受けてプロの技術者からご指導をいただきました。

このコンクールは、関東甲信越地区の11ある各溶接協会から代表2名を選出して開催している競技会で、交流被覆アーク溶接(手溶接)の技能(始終端処理、ビード継ぎ、ビードの美しさ等)を競います。高校生が溶接技能を競うことにより、日本のものづくりを支える溶接技能の普及を図り、製造業の担い手育成を支援する趣旨を掲げている大会です。競技課題は、JIS検定:溶接技能者評価試験(JISZ3801/WES8201)の「A-2F」に準拠しています。審査観点は、溶接した試験材表面の外観審査と超音波検査による内部欠陥の有無です。表面の最終層は「ビード継ぎ」を行い、どれだけ綺麗にビードが継げるかがポイントです。また、今年から超音波検査が審査項目として加わり、表面の美しさだけではなく、内部欠陥が無いかも問われるようになり、難易度が格段に高くなりました。

コンクール当日は、1都9県から本校の学生を含む22名の選手が出場しました。県によっては県大会を開催し、そのTOP2名がこの関東甲信越大会に出場するなど、非常にレベルの高いコンテストです。コンクールの結果は入賞に届きませんでしたが、技術向上の良い経験ができました。

今後も機械電子工学科 学科プロジェクトとして、各種資格取得・ものづくり講座・大会参加の充実を図り学生を支援していきます。

大会詳細

名称
第7回関東甲信越高校生溶接コンクール
期日
2016年4月23日(土)
会場
神鋼溶接サービス株式会社 研修センター
主催
東部地区溶接協会連絡会(関東甲信越地区の社団法人日本溶接協会指定機関11機関で構成)
後援
社団法人日本溶接協会
特別協力
産報出版株式会社
出場学生
3ME 鹿毛 涼太, 藤森 拓哉
担当教員
米盛 弘信(機械電子工学科 学科プロジェクト担当)
サレジオ高専
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