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【受賞】画像電子学会 優秀論文賞

情報工学科の川村准教授が画像電子学会において優秀論文賞を受賞 しました

【川村准教授からのメッセージ】

本賞は、2年に一度、学会誌に掲載の論文から2‐4件選択されるものです。受賞した論文は、2013年に研究のアイディアを練り、半年足らずで論文化しましたが、当初は、なかなか想定した結果にならず、夏休み返上で何度も実験を繰り返しながら手法を改良したことを昨日のことのように覚えています。本研究の遂行にあたり、研究の場を与えて下さった上司、建設的なコメントを頂いた同僚研究者の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。

研究は仮説と検証の繰り返しであり、成果創出には強い意志と粘り強さが必要不可欠です。眼の前の事実に真摯に向き合い、信念をもって努力を続けると道は必ず開けてきます。より良い未来に向け共に歩んでいきましょう。

論文概要

論文
相異なる照明光下の固定カメラ画像からの照明光色推定法
著者
川村春美八尾泰洋米村俊一大谷淳小島明

一般社団法人画像電子学会概要と活動内容

画像電子学会は1972年4月14日に設立され、1997年には創立25周年を迎えました。比較的若い学会ですが、関連分野の学問・技術の発達に積極的に寄与してきました。画像に関する技術は、近年急速に進展しており、画像電子学会ではさらなる飛躍を目指して、新しい会員を募集しております。

画像電子学会は、画像電送・ファクシミリを主たるターゲットとして1972年に発足しました。ファクシミリは画像に関するあらゆる技術要素を含んでおり、その進歩と普及は画像関連技術全般を革新・発展させる原動力となり、それと共に本学会のターゲットも、ファクシミリにとらわれず、広く画像に関わる入力・出力・信号処理・変復調・符号化・アプリケーションへと拡大されました。現在は画像入力や信号処理にコンピュータを駆使したVisual Computing,画像関連産業をその後ろ盾とするVisual Devices,学会の伝統である伝送・符号化技術に端を発するVisual Communicationsを学会の3本柱とし、さらに使い勝手のよさや安全・安 心・汎用性などに象徴されるヒューマンインタラクション・セキュリティ・ユビキタスなどの共通的技術もそのテリトリーに収め、画像・視覚のみならず、人間の全感覚を網羅した総合技術を対象とする学会として、今後も関連の技術・学問・産業に広く貢献してゆく所存です。画像電子学会ではこのような趣旨に基づく活動提案とその実現を歓迎します。

画像電子学会ウェブサイト
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