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【受賞】ソーラーバイクレース 2連覇

機械電子工学科の学科プロジェクトチームが「第12回ソーラーバイクレース2016 in 浜松」スプリントレースで2連覇を達成しました

9月17日~18日の間、浜松市のオートレース場で開催された「第12回ソーラーバイクレース2016 in 浜松」に機械電子工学科の有志メンバーが製作したマシン2台が参加しました。その結果、3輪部門に出場した「MD3」がスプリントレース(スラローム走行スピード勝負)で「優勝」し、昨年に引き続きスプリントレース2連覇の快挙を達成しました。

この大会は、国土交通省の定める車両サイズと2kwhのバッテリを最大容量とするバイクに、各ピット300Wのソーラーパネルより電気(太陽光エネルギー)を供給しエコレースを行うものです。また、ソーラーパネルは車両の規定寸法に入れば100W以下まで車載することが可能です。現地では、大会から提供されたソーラーパネルを各自で配線してバッテリ充電を行いました。さらに車載したソーラーパネルは、走行時や休憩時などすべての時間で常時充電をしてエネルギーを蓄えました。競技種目は「6時間耐久レース」「スプリントレース」「フリースタイル競技」があり、朝から夜(ナイトレース)まで行われました。

4年生チームは、昨年製作した「PW02(旧:PW2)」に日立マクセル様より提供いただいた小型・軽量・大容量のリチウムイオン電池を搭載しました。新バッテリは旧バッテリと電圧が異なるため、モータを含んだ駆動系を新造して2年目の挑戦を行いました。マシンの特長は、車輪を縦に3輪配置した構造です。中間車輪は、インホイールモータによる駆動輪、前後の車輪は、逆リンクを組んで同時に操舵できる機構を採用しています。通常の3輪バイク(トライク)は、前1輪-後2輪タイプや前2輪-後1輪タイプ、サイドカータイプが主流です。ソーラーバイクレース in 浜松では、コース内にスラローム走行をする走行ラインが2箇所あります。従来の3輪バイクは、スラローム走行する際、転倒しないように減速しなければならず、スラローム走行後の再加速でバッテリを浪費してしまう問題がありました。そこで、問題解決のため、縦にスリムな車体を構成し、さらに専用開発した前後輪の操舵機構(2WS : 2 Wheel Steering)と重心移動でスラローム走行を容易にできるマシンを設計・製作しました。
レースでは、日立マクセル様よりご提供いただいたリチウムイオン電池が小型・軽量に加えて、放電に伴う電圧低下が少ないことから非常に扱いやすいエネルギー源であることを確認しました。

3年生チームは、本年度新たに「MD3」を製作して参戦しました。フレームは、アーク溶接で丸パイプを接合することで高剛性かつ軽量な車体を実現しました。マシンは、前1輪・後2輪の構成であり、後輪に小径ホイールを採用して低重心化を図りました。シートは、ドライバーの運転しやすさを考え、バケットシートを採用しました。低重心化を図ることでスラローム走行時の減速を極力抑え、エネルギーの浪費を改善しました。

大会当日は、初日が曇り・翌日が雨になってしまい、悪天候の中、ソーラー充電が期待できず難しいレース展開を強いられました。現地には、保護者をはじめ、多くのOBが応援に駆けつけてくださいました。協力してくれたみなさん! ありがとうございました!! 今後ともよろしくお願い致します。

大会概要

大会名称
  • 第12回 Solar Bike Race 2016 in HAMAMATSU
開催期日
9月17日(土)
6時間耐久レース1・2ステージ
スプリントレース
9月18日(日)
6時間耐久レース3・4ステージ
スプリントレース
フリースタイル競技
開催場所
  • 浜松オートレース場
主催
  • ソーラーバイクレース大会実行委員会
大会ウェブサイト

参加チーム

チーム名: サレジオ高専 機械電子工学科 学科プロジェクトA
画像: マシン「PW02」
マシン名
PW02
メンバー
4ME 稲川 遼, 大島 穂高, 田附 功行, 幅野 岬太, 羽生 弓卯太
指導教員
米盛 弘信
結果
スプリントレース:3位
チーム名: サレジオ高専 機械電子工学科 学科プロジェクトB
画像: マシン「MD3」
マシン名
MD3
メンバー
3ME 野田 聖人, 露木 啓人
サポート
6AC 岩下 真輝, 小山 輝, 福井 直生
5ME 立松 龍一
指導教員
米盛 弘信
結果
スプリントレース:優勝
6時間耐久レース:3位
総合:2位

学科プロジェクトとは

機械電子工学科では、低学年時から「学科プロジェクト」という枠組みでモノづくり・資格取得のための学生支援体制を整備しており、上級生が下級生の指導・サポートを行っています。これは、技術伝承だけではなく、学生間の縦と横のつながりを強くし、コミュニケーション能力を涵養させています。モノづくりの成果は、学外大会・コンテストへの参加を通して成功体験を積むことで自信をつけます。本大会への参加は、モノづくりの成果として学外競技へ積極的に参加して各自のモチベーション向上を図るものです。これからも外部のコンテスト・競技への参加を推奨して学外との技術交流を推進していきます。

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製作の様子
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大会の様子
大会の様子
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