【報告】フィリピン技術指導・交流|サレジオ高専TOPICS & EVENT Site
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【報告】フィリピン技術指導・交流

機械電子工学科がフィリピンからの夏季短期モノづくり実習生を受け入れて技術指導・交流を行いました

2016年8月8日(月)~13日(土)の6日間、今年初めてフィリピンにあるサレジアンファミリーのカリタス・ドン・ボスコ・スクール(CDBS:Caritas Don Bosco School)から16~17歳の生徒8名を受け入れ、モノづくりに関する短期モノづくり講座を行いました。講師は、機械電子工学科の米盛弘信准教授と学生5名で、電子回路の基板の製作からアーク溶接まで幅広い内容のモノづくり講習を行いました。フィリピンの生徒に対して、技術を学んでいる日本の学生が技術指導することは、本校の教育目的である「専門性」「国際性」「人間性」を育む良い教育の場となりました。フィリピンの生徒も初めて行う教育内容に大きな興味をもって非常に真剣な眼差しで受講していました。実習中は、タガログ語・英語・日本語が混じり合い、相手に意思を伝えようと工夫する姿勢が見受けられ、日本・フィリピン双方の学生にWin-Winの関係が築けて非常に活発な技術交流になりました。今後も様々な面からサレジオ高専ならではの学生教育を行ってまいります。

実施内容

8/8(月)

10:00-12:00
【オープニング:アイスブレーク】
校長挨拶・両校担当教員挨拶
フィリピン生徒と高専生の自己紹介。各学校紹介の英語プレゼンテーション。
12:00-13:00
Welcome Partyを開催
13:00-14:30
校内施設見学(無音響室・加工室、工房他) バイク・SL等試乗体験
15:00-18:00
全員で秋葉原へ移動し、高専生ガイドによる部品購入ツアー実施。買い物が終わり次第、現地解散。
8/9(火)
10:00-12:00
【モノづくり実習Ⅰ:フリフリライト】
動作の説明、基板のエッチング
13:00-16:00
基板の穴あけ、ハンダ付け、組み立て、動作確認、マイコンのプログラム書き換え
8/10(水)
10:00-12:00
【モノづくり実習Ⅱ:ハイブリッドLED灯】
動作の説明、基板のエッチング
13:00-16:00
基板の穴あけ、ハンダ付け、組み立て、動作確認
8/11(木)
10:00-12:00
【モノづくり実習Ⅲ:トナカイ君ロボット】
動作の説明、基板加工機による基板製作
13:00-16:00
基板の穴あけ、ハンダ付け、組み立て、動作確認
8/12(金)
10:00-12:00
【モノづくり実習Ⅳ:ペン立ての製作】
グラインダー・シャーリングによる鉄部材の切断、アーク溶接の実習
13:00-16:00
アーク溶接によるペン立ての製作
8/13(土)
10:00-12:00
【実習内容の総括】
フィリピン生徒による実習内容のまとめ作業
13:00-14:30
フィリピン生徒による実習内容の発表
15:00-16:00
【クロージング:お別れ会】
学科長挨拶・先方教員挨拶
軽食パーティー

※ 製作物はお土産に持って帰る。

 

サレジオ会 について

本校の経営母体であるサレジオ会は、全世界129カ国に小中高大2350校の姉妹校があり、多くの協働者を得て、ドン・ボスコ(創立者の愛称)の教育理念「予防教育法」のもとに、青少年の教育に従事しています。また、サレジアンファミリーとして姉妹修道会のサレジアン・シスターズ「扶助者聖母会」と「イエスのカリタス修道女会」があり、それぞれ日本を始め、世界の各地で学校、福祉施設、幼稚園を経営し、女子の教育・ケア等にあたっています。

フォトアルバム

  • 基板の面取り
  • ハンダ付けの補修
  • 基板の感光
  • 基板加工機の操作説明
  • 基板加工機の操作説明
  • 部品のハンダ付け
  • 製作指導
  • 部品のハンダ付け
  • グラインダーによる研磨
  • 基板の穴あけ
  • 組立作業
  • 回路動作のチェック
  • 基板の切削
  • 部品のハンダ付け
  • アーク溶接の個人指導
  • シャーリングの操作
  • 高速切断機による部材切断
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