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【特許】機械電子工学科 米盛准教授 特許取得

異型形状アルミニウム合金鋳物の熱処理に関する研究で蛇の目ミシン工業株式会社と共同出願して特許取得

2011年に蛇の目ミシン工業株式会社様と本校の米盛准教授、そして当時電子工学科(現 機械電子工学科)の5年生だった大澤泰樹が共同出願した「異型形状アルミニウム合金鋳物の熱処理に関する研究」が、このたび日本での特許を取得しました。

特許番号
特許第6005929号
発明の名称
誘導加熱装置
出願番号
特願2011-265103
出願日
2011年12月2日
公開番号
特開2013-118103

メッセージ

機械電子工学科 米盛 弘信准教授

この度、蛇の目ミシン工業株式会社様と産学連携で取り組んだ「誘導加熱装置(特願2011-265103、特開2013-118103)」に関する研究で特許査定(特許第6005929号)をいただくことができました。本特許は、形状が複雑なアルミニウム合金鋳物の熱処理に関するものであり、炉内の加熱対象物を誘導加熱によって所定の温度まで急速に昇温させることを課題としています。アルミニウムは抵抗率等の関係上、誘導加熱しにくい金属の1つです。さらに誘導加熱は、加熱コイルと加熱対象の距離が不均一の場合、加熱ムラが起きてしまうなどの技術的な課題が数多くあります。そこで、一解決策として自己発熱しやすい磁性金属をアルミニウム合金へ柔軟に接触させ、伝熱によって加熱対象物を昇温させる案を見出しました。磁性金属は、軟鉄製チェーン等を採用しました。これは、不均一で複雑な形状のアルミニウム合金を包み込むように配置できる工夫であり、加熱対象物の形状が変わっても専用の加熱コイルを作る必要がなく、汎用性の高い加熱炉になります。

本特許に関する研究は、本科卒業研究および専攻科特別研究で数多くの学生が取り組んできております。研究成果は学会等でも数多く発表しており、多数の受賞歴があります。このように産学連携に関する研究を企業様と教員だけで取り組むのではなく、学生を交えた体制にすることで研究と教育の両輪を推進することが可能です。今後も学生を交えた産学連携等を推進し、実社会に貢献できる技術者の育成に取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

米盛 弘信 准教授

サレジオ高専
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