【受賞】ソーラーバイクレース2017 in 浜松 優勝&特別賞
機械電子工学科の学科プロジェクトチームが「第13回ソーラーバイクレース2017 in 浜松」に出場して耐久レースで「優勝」&「特別賞」を受賞しました
9月16日~17日の間、浜松市のオートレース場で開催された「第13回ソーラーバイクレース2017 in 浜松」に機械電子工学科の有志メンバーが製作したマシンが参加しました。当日は、台風18号の影響で2日間開催の予定が16日のみの1日開催となり、通常2日間に分散して行われる競技種目「6時間耐久レース」「スプリントレース」「フリースタイル競技」は休憩なしの「5時間耐久レース」のみの実施という特別内容になりました。レースの結果、3輪部門に出場した「GW-01」が5時間耐久レース「優勝」の快挙を達成し、2輪・3輪総合でも3位入賞し「特別賞」を受賞しました。
今年は、台風の影響で1日中雨が降っており、ソーラーパネルで競技用バッテリ(500Wh以下のリチウムイオン電池4セット)へ充電ができない天候でした。したがって、競技用バッテリをどのように使用するかを考えながらのレースになりました。本年度のマシン「GW-01」は、昨年度スプリントレースで優勝したマシン「MD3」を全面改良(インチアップ、モータ等の駆動部・バッテリ部の入れ替え等)して、走行性能を向上させました。リチウムイオン電池は、日立マクセル様より提供いただいた小型・軽量・大容量の電池を搭載しました。新バッテリは旧バッテリと電圧が異なるため、モータを含んだ駆動系を新造してレースに挑戦しました。レースでは、日立マクセル様よりご提供いただいたリチウムイオン電池が小型・軽量に加えて、放電に伴う電圧低下が少ないことから非常に扱いやすいエネルギー源であることを確認しました。
謝辞
本プロジェクトは、日立マクセル株式会社様より、リチウムイオン電池をご提供頂きました。また、株式会社ミスミ様の「ミスミ学生ものつくり支援」より各種部品をご提供頂きました。この場をかりまして、日ごろより学校活動にご理解・ご協力いただいている皆様に感謝申し上げます。今後とも学生たちの技術力向上に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
参加チーム
チーム名: サレジオ高専 機械電子工学科 学科プロジェクト
- 結果
- 5時間耐久レース 優勝
- 2輪・3輪総合 特別賞(3位入賞)
- マシン名
- GW-01
- メンバー
- 3ME 後藤 俊介, 後藤 広夢, 近藤 榛樹, 杉山 大季, 中川 湧貴
- サポート
- 6AC 伊藤 開
- 7AC 岩下 真輝, 小山 輝, 中川 将嘉, 福井 直生
- 指導教員
- 米盛 弘信
大会概要
大会名称
- 第13回 Solar Bike Race 2017 in HAMAMATSU
開催期日
台風の影響で予定変更・短縮バージョンにて実施
- 9月16日(土)
- 5時間耐久レース
- 表彰式
- 9月17日(日)
- 中止
学科プロジェクトとは
機械電子工学科では、低学年時から「学科プロジェクト」という枠組みでモノづくり・資格取得のための学生支援体制を整備しており、上級生が下級生の指導・サポートを行っています。これは、技術伝承だけではなく、学生間の縦と横のつながりを強くし、コミュニケーション能力を涵養させています。モノづくりの成果は、学外大会・コンテストへの参加を通して成功体験を積むことで自信をつけます。本大会への参加は、モノづくりの成果として学外競技へ積極的に参加して各自のモチベーション向上を図るものです。これからも外部のコンテスト・競技への参加を推奨して学外との技術交流を推進していきます。