【受賞】第65回年次大会 JSEE研究講演会発表賞|サレジオ高専TOPICS & EVENT Site
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【受賞】第65回年次大会 JSEE研究講演会発表賞

日本工学教育協会年次大会で専攻科の小山和洋さんが「JSEE研究講演会発表賞」を受賞しました

2017年8月29~31日、東京都市大学世田谷キャンパスで行われた「日本工学教育協会 平成29年度工学教育研究講演会 第65回年次大会」に本校専攻科1年生小山 和洋さん(指導教員:米盛 弘信准教授 / 教育士(工学・技術))がJSEE研究講演会発表賞を受賞しました。

3日間の口頭発表287件中4件(うち学生発表2件)が「JSEE研究講演会発表賞」に選ばれ、狭き門を突破しての受賞になりました。この大会は、全国の高等教育機関(大学・短大・高専等)の工学系の先生方が日ごろの教育手法等について発表をする場です。JSEE研究講演会発表賞は、全発表者(教員・学生)の中から選ばれるものであり、学生が受賞することは大変意味の大きなことです。

受賞概要

受賞名
JSEE研究講演会発表賞
受賞日
2017年8月31日
■受賞者
  • 小山 和洋, 米盛 弘信 (サレジオ工業高等専門学校)
■受賞論文
  • 異分野横断的な連携活動の推進-サレジオ高専における学科横断的な連携活動のためのアンケート調査-
■論文主旨

近年、グローバル化や急速な情報化の進展により、子供たちを取り巻く環境が大きく変化し、情報通信技術を最大限活用した21世紀に相応しい学習環境が求められている。また、文部科学省「理工系人材育成戦略」において、異分野複合的教育の推進が図られている。このことから、本校においても学生が他分野へ興味があるか、他分野と連携した活動をしたいかという調査を行った。その結果、学生の興味の変化や連携の必要性を感じていることを得られた。

本稿では、異分野横断的な連携を必要とする近年の情勢において、本校の学生に学科横断的連携の必要性についてアンケート調査を行った。その結果、連携活動の推進を期待する結果が得られたので報告する。

メッセージ

専攻科 1年小山 和洋さん

先ずは、日工教などの学会に行かせていただいた両親に感謝します。日工教とは、日本の工学教育について考える学会です。学会活動を通して、工学教育について知得できるだけでなく、論文の執筆や発表スライドの作成など、学べることが多々あります。本校において、学会発表は学生一人一人に等しく与えられた進化へのチャンスです。私自身、10件の論文を出させていただき、今回の受賞でようやくスタート地点に立てたように思えます。今後、沢山の学生が学会の経験を積んでもらえるように活動を推進していく所存です。

今回の取り組みに関わっていただいた先生、先輩、学生の皆さん、ありがとうございました。

小山さんの発表

米盛 弘信准教授

この度、我々の発表に対して、このような高い評価をいただき大変光栄に思います。今回受賞した小山君は、本科(機械電子工学科)時代から浜松ソーラーバイクレース等の各種モノづくり体験を積んできました。その中で、技術伝承だけではなく、様々な知識の必要性を感じてきたのだと思います。本発表では、学年の進行と共に他分野と連携したいと思うかの意識変化を示しています。小山君は、本科からの各種活動の中で学生間の縦と横のつながりを強くし、学科横断的な連携の必要性を感じ、今回の調査を行いました。その結果、学生たちは学年進行と共に他分野と連携したいと思うようになる傾向があることがわかりました。我々教員としても学生のニーズを取り込めるように工夫していかなければと感じております。

最後になりますが、本活動にご理解・ご協力をいただいている皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。

表彰状

表彰状

大会概要

名称
日本工学教育協会 (平成29年度工学教育研究講演会 第65回年次大会)
会期
2017年8月29日~31日
会場
東京都市大学世田谷キャンパス(東京都世田谷区)
発表件数
287件(口頭発表)
31件(ポスター発表)

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