【受賞】電力エネルギー技術関東私学連合ブランチ発表会2021
機械電子工学科の学生が優秀発表賞を受賞しました
2021年12月11日、東京都新宿区の工学院大学で行われた「2021年電力・エネルギー技術関東私学連合ブランチ学生発表会」(電気学会B部門学生ブランチ活動)に機械電子工学科/専攻科 米盛研究室の学生5名が発表し、機械電子工学科5年生の佐々木 楽人さん(指導教員:米盛 弘信 准教授)が優秀発表賞を受賞しました。
受賞概要(学年は2021年度当時)
受賞論文 IHクッキングヒータ使用時におけるコンロ間の干渉音に関する研究 -測定位置と干渉音の関係-
- 受賞者
- 佐々木 楽人(5年 機械電子工学科)
- 米盛 弘信(機械電子工学科 准教授)
- 受賞名
- 電力・エネルギー技術関東私学ブランチ学生発表会 優秀発表賞
- 受賞日
- 2021年12月11日
- 論文要旨
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近年、IHクッキングヒータ (以降 IH調理器 )が普及している。 2口コンロタイプのIH調理器は、2つのコンロ間の周波数差が原因で干渉音を発するためVPCF(Variable Power Constant Frequency)制御が行われている。しかし、干渉音に関する詳細な参考文献が見受けられない。また、IH調理器から高周波騒音が発生するという報告がある。IH調理器を含むインバータ機器は、インダクタ等から高周波騒音が発生するが、パワーエレクトロニクス機器の干渉音に関する研究事例は少ない。音響工学分野では、超音波における干渉音として、パラメトリック差音が有名であるが、筆者らは同知見をパワーエレクトロニクス機器にも応用できないかと考えた。そこで、本研究では測定位置やIH調理器の距離によって変化する干渉音について解明する。
本稿では、駆動周波数の異なる2つのIH調理器を同時に駆動させたときに発生する騒音について、測定マイクの位置を変化させた際の干渉音を測定し、測定位置と干渉音の関係を明らかにする。
表彰状
大会概要
- 名称
- 2021年電力・エネルギー技術関東私学連合ブランチ学生発表会
- 期日
- 2021年12月11日
- 会場
- 工学院大学(東京都新宿区) ※対面とオンラインのハイブリッド開催
☆本発表会は、 一般社団法人電気学会B部門学生ブランチ活動の支援を受けて実施しております。