【受賞】第13回 高校・高専『気象観測機器コンテスト』
機械電子工学科の学生が優秀賞を受賞しました
一般社団法人 WNI気象文化創造センター主催の第13回気象文化大賞「高校・高専『気象観測機器コンテスト』」に、機械電子工学科情報通信工学研究室の有志メンバーが参加しました。申請書による1次審査、製作・実験報告書による2次審査を経て、2024年12月21日(土)に千葉県の船橋港に係留中のSHIRASE5002において最終審査が実施されました。報告書の審査に加えて当日船内で実施されたポスターによるプレゼンテーションの結果、21校41チームの中から優秀賞を受賞しました。
今回受賞した「かしこみかしこみ!養豚お助け申す!-豚にとっての快適な環境を提案するシステム-」は、豚舎の温湿度と体感温度を観測し、その結果をGoogleスプレッドシート上に実時間表示するだけでなく、閾値を設定してアラートメールを送信するシステムです。審査員からは製作した測定器の完成度と、実機での実験結果について評価されました。
システム製作と実験にあたってご協力いただいた、神奈川県立相原高校の皆様に厚く御礼申し上げます。
受賞概要
受賞作品 かしこみかしこみ!養豚お助け申す!-豚にとっての快適な環境を提案するシステム-
- 受賞名
- 第13回 高校・高専『気象観測機器コンテスト』 優秀賞
- 受賞日
- 2024年12月21日
- 受賞者
- 高田 朋秀 (5年 機械電子工学科)
- 毛利 弘樹 (3年 機械電子工学科)
- ヴァグレ ミロ 大河 (3年 機械電子工学科)
- 土屋 晴子 (2年 機械電子工学科)
- 成田 航一 (2年 機械電子工学科)
- 指導教員
- 吉田 将司 (機械電子工学科 准教授)
- 要旨
-
養豚場において、室温や湿度などの管理は豚にストレスを与えずに育てるために非常に重要であり、管理者は常に畜舎の環境を確認して換気扇や冷房の調整を行う必要がある。
しかしこれらの作業を一日中行うことは管理者に大きな負担が掛かってしまう。
本研究ではこの問題を解決する為、畜舎の環境が豚に適しているかどうかを遠隔で分かりやすく確認できるシステムを制作し、実証実験に取り組んだ。
大会概要
- 名称
- 第13回 高校・高専『気象観測機器コンテスト』
- 募集型式
- 1次審査、2次審査を経て、最終選考をコンテスト形式で実施
- 最終選考・表彰式
- 期日 2024年12月21日
- 会場 南極観測船「SHIRASE5002」船内特別会場(千葉県船橋市)
- 主催
- 一般社団法人 WNI気象文化創造センター